油田二次開発事業
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石油・油田二次開発事業の概要
株式会社国際資源が現地法人を通して、インドネシアとマレーシアにおいて、油田の再開発を行う事業です。
事業の背景と経緯
インドネシアは産油国として、大手石油資本も開発を行っているOPEC加盟国でした。
インドネシアには、メジャーが開発している油田の周辺に、オランダ統治時代に開発された油田が6000本程あり、その多くが石油採掘用のパイプを敷設された後、自噴(地下の圧力により噴き出している状態)されるものを中心にして採掘を行っていました。その後、油井は自噴終了後、残留石油埋蔵量が60-70%以上残されたままで放置されたままになっております。当時の技術的なレベルでは、ポンプを設置したり、壊れたケーシングを取り替える作業等は難しく。
時間が経った油井は、ゴミや水がたまり。費用的高額の再投資が必要になり、油井を放置するしかありませんでした。
そこで考えられのが、国や自治体が採掘権を管理し、民間に設備投資させるかわりに収益を分配させる方式です。
国や自治体は権利の一部を設備負担や開発が可能な事業者に対して付与。その上で、国営石油企業であるプルタミアが採掘した原油を全量買取します。
それらの放置された井戸へ新しい技術(ケーシングパイプの交換、ポンプの設置、ガス・水の圧入)などを行えば、油井が復活し、油田として再開発が出来ます。
これが油田の二次開発事業です。
国際資源の取り組み
国際資源は、現地でのネットワークを活用し、コンセッションの取得から。油井の整備。ポンプ設置。汲み上げた原油の販売。資金回収スキームを構築しました。
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